小説家にとって人生すべてが必要経費

国税庁の国税審査分科会での作家の阿刀田高委員と国税庁次長とのやりとりです。

「日本には志賀直哉以来”私小説”という作家自身の生活をつづるジャンルがあり、この私小説を書く作家の中には、自分が生きていること自体が全部取材費だという方がいるが、税務上はどのような取り扱いになるのだろうか?」

「…例えば料亭に行かれて会食したとしても、小説を書くためにどうしても必要であれば恐らく取材費になるのだろうが、単なる遊びで行かれたのであれば…」・「人生全てが必要経費ということは到底ありえないとは思うものの、人生全てが必要経費ではないということもないので…」

議論はかみ合っていないようです。

(週刊税務通信2004.4.26)

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